2019年2月19日に、ジャニーズからバーチャルアイドルがデビューすることが発表されました。(滝沢秀明社長のジャニーズアイランド社から)
『バーチャルアイドルって何』という人、めっちゃいらっしゃると思います。
なので今回は、バーチャルアイドルの事例を紹介しつつ、メリット・デメリットも含めてバーチャルアイドルとは何か説明していきますね。
あと、昔ながらの路線を貫くジャニーズはバーチャルアイドル業界に「手を出さない(手を出すという考えがない)」と思っていたので、正直このニュースにはびっくりしています。
バーチャルアイドルに手を出したタッキー社長はさすがですね!
この記事を読めば、タッキー社長の考えがよく分かると思います。
「バーチャルYoutuber」とか全く知らないよ!っていう人向けに書いています。
バーチャルアイドルとは?動画で見てみる
この動画に出てくる「人」に注目してください。
まるで、コンピューターだけで動かしているようですが、実は人間が実際に動かしています。
こんな感じに。
シュールですよね(笑)
イメージとしては、実際の人の動きをとらえて、それをコンピューターの中に取り込むというかんじです。
人の動きとコンピューターの中のCGを連動させる装置・機械を使っています。
抵抗がある人もいるかもしれませんが、
これが次のエンタメの常識でありますし、さらに時間が経てば「私たち一般人」が使うものとして出てきます。
「バーチャル」の定義を簡単に説明
「バーチャル」という言葉の意味
「バーチャル」アイドルというように、「バーチャル」とアイドルの前に付いています。
バーチャルというのは「仮想」を表します。
「バーチャルリアリティー」で「仮想現実」を意味します。
Virtual Realityの頭文字をとって「VR」です。
データのやり取りがされていたらバーチャルである
「バーチャルリアリティー(仮想現実)」と今まさに生きていてる「現実」とを対比しているため「バーチャル」という言葉が使われています。
ですが、「バーチャル」というのも「現実」です。
「バーチャル」を簡単に説明しますね。
簡単に言えば、ネットやコンピューターを通して、データのやりとりがされて作られている「現実のような」世界のことです。
デジタル世界、電子世界の1つのありかたです。
人の身体・動きがバーチャル化するだけ
アイドルの「バーチャル化」って技術的にはすごいことなんですが、考え方としては超カンタンです。
「バーチャル化」というのは単に、人間の身体や動きがデジタル化(電子化)するということなんです。
ソーシャルゲームで有名なGREE取締役の荒木英士さんは次のような考え方を推奨されています。
- 物理的現実(いわゆるリアル)
- 電子的現実(いわゆるバーチャル)
この考え方を使うと、
私たちがお母さんのお腹から生まれて得た肉体は、「物理的現実」の肉体ということです。
一方で、コンピューターやネットを使って得た肉体は、「電子的現実」の肉体ということです。
SNSも「バーチャル」である
SNSは「やりとり」の「バーチャル化」である
人間の生活の一部にもなっている、SNSがバーチャルであると言われるとビックリしますか?
極端な話、
TwitterもLINEもInstagramもFacebookも、ぜーんぶ「バーチャル」です。
なぜなら、これらのSNSはたくさんのデータがやりとりされてできている「デジタル世界(電子世界)」であるからです。
別の言い方をすると、SNSは「物理的現実世界」のやりとりを「一部バーチャル化」したものです。
例えばTwitterなら、顔と顔を合わせてやっていた「会話」のやりとりを、デジタル世界(バーチャル世界)に持ち込んだものと言えます。
Instagramであるならば、現像や印刷して紙に出された写真や画像の見せあいを、デジタル化(バーチャル化)したものと言えます。
SNSは第2の活動の場である
Twitter、LINE、Instagram、Facebookを使っていて「現実とは全くの別世界に生きているな~」と思ったことってありますか?
たぶん、「現実」のものの1つとして、あるいは「現実」と関連しているものとして受け入れて、特に何も思わず普通に使っていると思います。
直接会うことが可能である人であっても、SNSを使って会話をしたりしていますよね。
つまり、第2の活動場所として「物理的現実世界」とは別の「電子的現実世界」を使っているんです。
SNSのアイコンが豪華になっただけ
TwitterやInstagramのアイコンって何にしていますか?
自分以外の写真や画像や絵をアイコンにしている人も多いと思います。
好きな動物やペット、好きなアイドルやアニメのキャラなどを写真・画像・絵をアイコンにしている人っていますよね。
こういったアイコンがすごく豪華になったものが、現実世界の身体のようなものが「電子的現実」で得られる身体なんです。
いわゆる、第2の自分を表すアバターというものです。
それではバーチャルアイドルに対する不安について、1問1答形式で答えていこうと思います。
バーチャルアイドルは2次元?
ジャニーズを、なんで2次元するの!?
2次元にする必要性🤦♀️🤦♀️
ほんとやめてください( ;ᯅ; )— やまみさ🍓.。o ︎ (@0509_misaki_RY) 2019年2月17日
なんか2体のバーチャルアイドルを2体作り、人気あればCMデビューらしい、、
初音ミクちゃんみたいな感じ、
声はJrが担当だとさ、
もう、事務所おかしいわ!— やまみさ🍓.。o ︎ (@0509_misaki_RY) 2019年2月17日
初音ミクなどのキャラクターをイメージしての発言です。
「バーチャルアイドル」と「2次元」や「アニメ」が結びついてしまうのは、あるあるですね。
必ずしも2次元=キャラクターではない
この動画に映っているのは、ニコニコ動画で人気となった、初音ミク(はつねみく)というキャラクターです。(実際の人間の動きと連動している)
2次元というのは、アニメや漫画などの人が作った何かしらのキャラクターを指すことが多いですよね。
本来は2次元というのは、平面を表します。
立体を表すのは3次元(3D)です。
だから、上の動画の初音ミクは3D(3次元)です。
必ずしも3D=キャラクターでもない
この画像に写っている人、見たことありますか?
おそらく多くの人は見たことがあると思います。
そうです、カンニング竹山さんです。
今の技術であれば、実際の人をスキャンして3Dの身体を作ることができます。
この動画のように、カメラをたくさん用意してスキャンしていきます。(動画はホリエモン)
ただ、「現実の見た目」と「作った3Dの見た目」が見間違えるほどのものか?と言われれば、正直まだまだですよね。
再現度・完成度というのは、科学技術の発達によりどんどん上がっていきます。
将来的には、「見た目そのまま」で3D化も実現されると思います。
将来的には見た目かっこいいまま3D
ジャニーズは、容姿のかっこよさも重視されていますよね。
だから、ジャニーズが「優れた容姿」を捨てるとは考えづらいです。
現時点ではアニメのような容姿であっても、将来的には「中の人」のビジュアルを生かす3Dの肉体を使うと予想しています。
バーチャルアイドルよりもJr.を先にデビューさせろよ!
バーチャルアイドルを簡単にデビューさせる余力が事務所にあるのであれば即刻に今事務所で抱えているジャニーズJrに矛先を向けるべきなのではないんですか。ジャニーズ事務所さんよ彼らはあなた達に未来を投資してるんですよそこに責任感を持ってください。
— 🍳だもすけ (@damdant) 2019年2月17日
バーチャルアイドル作る余裕あるならJr.全員デビューさせろよ普通に(笑)
— お先真っ暗お姉さん (@45yama_U_59) 2019年2月17日
まとめると、
バーチャルアイドルなんてやってないで、ジャニーズJr.をデビューさせよろ!
ですね。
タッキーはJr.デビューを視野に入れている
率直に言いますが、タッキー社長は「ジャニーズJr.」のデビューを視野に入れています。
タッキー社長は「ジャニーズアイランド社」というジャニーズの子会社の社長に就任されました。
会社の方針として、
- ジャニーズJr.のメンバーの育成・プロデュース
- ジャニーズにふさわしい人材の発掘
を掲げられています。
ジャニーズJr.の全てを任されているともいえるタッキー社長は、
どうやったら、ジャニーズJr.の活動の場を増やせるか?
ということをまず考えていると思います。
ジャニーズJr.が存在する理由
- なぜ、ジャニーズJr.が存在しているか?
- なぜ、ジャニーズJr.をデビューさせないのか?
考えたことがありますか?
理由の1つとしては、世に売り出せるレベルまで育て上げるという意味で、ジャニーズJr.という段階が存在します。
ただですよ、もうデビューしてもいいんじゃないか?というレベルの人であっても、ジャニーズJr.にいるという人はたくさんいます。
実際にファンもデビューしてもいいじゃん!と思っている人もいます。
それでも、Jr.をデビューさせない理由
Jr.をデビューさせない理由(厳密に言えばデビューさせてあげられない)理由。
それは、コストがかかるからです。
例えば、コンサートをするにしても、会場費やスタッフの人件費、宣伝費などお金がかかります。
それに、お金をかけた上で利益も出さないといけません。
つまり、お金をかけた以上の金額を得られないと、赤字になってしまうんです。
ジャニーズは、人々を楽しませるのが仕事でありますが、利益を全く受け取らない慈善団体ではありません。
利益を出すことを優先させている、1つの企業です。
バーチャルはコストを抑えることができる
バーチャルだとコストを最小限に抑えることができます。
舞台のセットもつくるのにも、手間やお金は最初以外かかりませんし、会場を借りるのにかかるお金も必要ありません。
上の動画を見てください。
こんな番組をバーチャルの世界で作ることができます。
テレビ番組にしても、従来のテレビ番組よりもセットなどにお金がかかりません。
つまり、活動できる場を低コストで用意できるということです。
ということは、利益をあまり出せないであろうジャニーズJr.のデビューも現実的になるということです。
現時点では全員をバーチャル化できない
バーチャル化はコストを最小限に抑えることができますが、それは「将来的に」です。
3Dの身体(電子的現実世界の身体)をつくるのに時間とお金がかかるので、まず現時点ではジャニーズJr.全員デビューは現実的ではありません。
あくまでも将来的にです。
おそらく、3Dの身体をつくるのも近い未来、簡単で低コストになっていくだろうと思います。
ジャニーズアイランド社は本家ジャニーズ社と対をなす存在
会長には同事務所のジャニー喜多川社長(87)が就任。社長としてのスタンスをジャニー氏から「YOUが決めて」と一任された滝沢社長は「2つの会社は対の存在で連動性が必要。ジャニーさんの思いを継承する」と力強く宣言した。
出典元:サンスポ
タッキー社長の『ジャニーズアイランド社は本家ジャニーズ社と対の存在』発言。
タッキー社長の言う「対の存在」とは
本家ジャニーズ社は「物理的現実世界」で人気を勝ち取り、ジャニーズアイランド社は「電子的現実世界」で人気を勝ち取るということを意味しているのではないかと考えます。
バーチャルアイドル=課金させるアイドル?
バーチャルアイドル?投げ銭?課金? pic.twitter.com/6wHfgBps0y
— ぱすた🍝 (@je_6stns) 2019年2月17日
バーチャルアイドルをなんでジャニーズにやらせるんですか。それで課金するほど馬鹿なヲタクはあまりいないですよってことで宮近投下。 pic.twitter.com/1PpuB46B4M
— めぐ 🌙 (@megu____rky) 2019年2月17日
バーチャルアイドル=投げ銭や課金を期待するアイドルという認識をしているのだと思います。
投げ銭はマネタイズ方法の1つ
バーチャルYoutuberという人たちがいますが、そういう人たちの中には投げ銭で収益を得ている人もいます。
SHOWROOMやふわっちといったライブ配信サイトでも、投げ銭というシステムが導入されているなど、流行りのマネタイズ(お金稼ぎ)の方法です。
ただ、投げ銭というのはあくまでもマネタイズ方法の1つです。
グッズ販売やライブチケットの販売など、今まで通りのマネタイズ方法も同時にとることができます。
CDも課金方法の1つである
今となってはCDも課金方法の1つです。
CDが売れなくなった時代でも、なぜCDが販売されているのか?
それは一定数CDに課金する人がいるからです。
冷静に考えて、音楽を聴くだけであったら、有料音楽のダウンロードすればいいじゃないですか。
なのに、なぜかファンはCDを買ってしまうんです。
それは、少し値段が高くても形あるCDに価値を感じるからです。
たぶん課金したくなると思います
有形(実物として存在する)や無形(実物として存在しない)関係なく、「価値を感じる人や物」に対して投げ銭などをしていまいます。
もし、仮にジャニーズが投げ銭システムを導入したとします。
「課金なんてするほど馬鹿じゃないわ!」という人も投げ銭すると思います。
だって、投げ銭してもらった人が喜ぶんですから。
バーチャルアイドルの仕事は声優なのか?
バーチャルアイドル、Jr.に声優させるのね
うん理解はした!
雑食系のオタから一個いっとくと、バーチャルアイドルにハマる人はジャニオタになってないし、今まで歌って踊るのを一緒にやって来た子が声優は難しいんじゃ??
ただでさえ二次元みたいな顔の作りの人山ほどいるのに(笑)— とも (@hsy_SixTONES613) 2019年2月18日
バーチャルアイドルをジャニーズがやるのはどう考えても違う笑笑
ジャニーズは顔とかダンスとか自分を映して欲しくて頑張ってるのに、声だけって何〜?笑笑
そういう仕事は声をメインで活動していらっしゃる声優さんとかのお仕事だと…
— おもてん (@Naniwa_Omochi) 2019年2月17日
バーチャルアイドルは「声」だけだと思っている人は非常に多いです。
しかし、実際は単なる声だけの仕事ではありません。
歌って踊れるのがアイドル
典型的なイメージですが、「歌って踊れる」のがアイドルですよね。
(もちろん、「歌って踊れる」という枠組みから外れるアイドルもいますが。)
「Theアイドル」を求めなければ、声優でいいわけですよ。
なのに、なぜジャニーズがバーチャルアイドルに手を出したと思いますか。
簡単です、歌って踊れるかっこいい人がアイドルには求められているからです。
こちらは、VRアイドルの「えのぐ」というアイドルユニットです。
こちらはavexからメジャーデビューした、ARPというダンスボーカルグループです。
動画を見ていただけたら分かるように、リアルと変わらず動きまくって、歌も歌ってますよね。
これは、「声」だけの仕事ではないですよね。
バーチャルアイドルの思い込み、1つ解消されましたか?
トーク力も必要
テレビで見るようなバラエティー番組も放送されるようになると思います。
地上波はなくても、YoutubeやAbemaTVで見れるようになる日もたぶん来ます。
バラエティー番組に必要なものと言えば、トーク力ですよね。
トークのおもしろさというのは、トークのスキルという点だけでなく話す人の人柄も関係してきます。
実際のところトークのおもしろさは、作られたキャラクターではなかなか出せません。
素を出すことで、トークに味が出て面白くなります。
だから、中の人というのは単に「声」だけじゃないんです。(←ココ重要)
バーチャルアイドルの売り出し方はいろいろ
バーチャルアイドルの売り出し方はいろいろあります。
大きく分けて3つあります。
- 電子的現実世界の人という設定でバーチャルで活動する
- 物理的現実世界の人が演じている人としてバーチャルで活動する
- 物理的現実世界の人としてバーチャルで活動する
電子的現実世界の人という設定でバーチャルで活動する
バーチャルYoutuber(Vtuber)を認知させた、Vtuber界のヒカキンことキズナアイさんです。
アイドルなのか?と言われれば違うのですが、
電子的現実世界で生まれて、電子的現実世界で生きているという設定を徹底的に貫いています。
こういう設定を守り続ける人は、かなり貴重です。
設定上は電子的現実世界の人であっても、ついつい物理的現実世界を臭わせる人は非常に多いです。
物理的現実世界の人が演じている人としてバーチャルで活動する
演じている人(いわゆる中の人)を公表しているアイドルが、22/7(ナナブンノニジュウニ)です。
物理的現実世界の肉体で活動するときもあれば、電子的現実世界の肉体で活動するときもあるなど、活動の幅が広いのが特徴です。
物理的現実世界の人としてバーチャルで活動する
実はこの立ち位置のバーチャルアイドルがまだいません。
芸人の人は、自分の名前でバーチャルの世界で活動している人は、ちょこちょこ見かけます。
そのうちの1人がカンニング竹山さんです。
個人的には、ジャニーズがこの枠できてくれたら、おもしろいなと思っています。
ジャニーズがバーチャルアイドルに手を出す必要性があったのか?
ジャニーズがバーチャルアイドル界に進出する必要性全くないって~~
— papillon❥︎ (@papillon__1219) 2019年2月17日
バーチャルアイドルね
それはわざわざジャニーズが
参入する必要のある世界じゃないと
思うんだけども…
ぎゃっぱ、生身の人間が歌って
踊るのをジャニーズには求めてる訳で— まりあ (@SixTONES_mra) 2019年2月17日
コスト面でバーチャルアイドル業界に手を出すというのは納得したとしても、それでもバーチャルアイドルの必要性を感じない人は多いと思います。
しかし、時代を考えるとそうも言ってられないんですよね。
ジャニーズがバーチャルアイドルをする必要性①ビッグアイドルが生まれないから
タッキー社長がバーチャルアイドルに手をだす理由として、「ビッグアイドル」が生まれないからがあると思います。
ビッグアイドルというのは、簡単に言うとジャニーズが好きな層じゃない人でも知っているくらいのアイドルのことです。
例えば、SMAPとか嵐がビッグアイドルです。
これは断言できることなのですが、今後ジャニーズからビッグアイドルは生まれません。(日本だけをターゲットにしている場合)
ジャニーズに限らず、日本の中では「誰もが知っている」が生まれにくい環境にあります。
なぜかというと、趣味やメディア(情報源)が分散しているからです。
アイドル的存在が増えてきた
昔は情報というのは、テレビで得ることが多かったですよね。
しかし、今はネットというものがあり、YoutubeやTwitter、Instagramなどで情報を得ることが多くなりました。
また、YoutubeやInstagramといったプラットフォームからはインフルエンサー(影響力を与える人)が出てくるようになりました。
YoutuberとかInstagramerとかです。
めっちゃくちゃイケメンとかそういうのではなくても、ファンがつくようになりました。
つまりですよ、テレビというメディアでは最強に力をもっていた「ジャニーズ」ですが、テレビを見ない層が増えてきたため、影響力が落ちてきたんです。
それに、メディアも増え、さらには娯楽も増えたため、人の趣味(時間を使う場所)というのは分散するようになりました。
だから、ジャニーズはこれまで以上に「グループの数」で勝負をしないといけなくなったのだと思います。
ジャニーズがバーチャルアイドルをする必要性②活動の場所を増やさないといけないから
前で述べた、「ビッグアイドルが生まれにくい」と関連するのですが、
おそらく、タッキー社長は、ドカン!と1つを大きく売るというよりも、中くらいのをたくさん売るという戦略を持っているのだと思います。
それに伴い、必然的にジャニーズ(Jr.)の活動場所も増やしていかないといけません。
だから、ネット(バーチャルの世界)に手を出す必要性が出てきたのです。
ネットであれば、テレビよりもたくさん露出する機会がありますし、テレビを見ない世代にもアプローチできます。
ジャニーズがバーチャルアイドルをする必要性③ライブの楽しみ方が増えたから
科学技術が発達して、ライブの楽しみ方が増えました。
例えば、家の中でライブを楽しむということなんかもできます。
ただし、DVDやBlu-rayでライブ映像を見るのとでは訳が違います。
まるでライブ会場にいるかのようなリアルな体験ができる
このライブ映像は360度見渡せるVR技術が使われています。(画面を動かせます。)
VR専用機器を取り付けると、まるでライブ会場のいるような気分になります。
すぐそこにアイドルがいるような感覚を味わえるって、すごいことじゃないですか?
このVRライブをジャニーズが企画したら、ヤバいことになりそうですね。
ジャニーズとVRライブは個人的には相性抜群だと思います。
家からライブ会場が遠くてもすぐアイドルと会える
ライブ会場・コンサート会場が家から遠くてなかなか行けない(泣)という人に朗報です。
VRであれば、上の動画のように、離れた場所にいるのに、つながることができるのです。
SNSでも離れた人たちとつながれますが、
VR世界の場合はSNSとは比にならないくらい「現実と間違ってしまうほど」リアルなつながりを感じることができます。
ですから、VRでのコンサートやトークショーであっても、物理的現実世界のものと同じくらい満足できると思います。
バーチャルアイドルも結局は中身が大事
ついにジャニーズもバーチャルアイドル導入か、
記事に書いているこの1文だけがモヤモヤする
独立もするだろうし、いろんな事情から活動休止した方をたくさん見てきたし
Vの者も人と変わらない
疲れたーってくらいに一生懸命になっている方たちを知ってるから、中途半端であって欲しくないよね pic.twitter.com/FAQEDkbY4i— ドリルマット (@doriMatto) 2019年2月17日
バーチャルアイドルなら、外見そのままで中の人を変えればいい(魂を交換する)だけだから活動休止や独立、解散なんてないと思う人がいます。
ですが、実はそう上手くいきません。
Vtuber界でも中身が変わるということで問題になった
企業が運営するVtuberでアズマリムっていう人がいます。
ただ、運営企業に入ったコンサルから「中身を変えて新しい性格で売り出そう」という内容を言われました。
そのことをアズマリムはツイートして世間に知られることになりました。
ファンからは心配され、同時に企業へ批判が殺到しました。
人は思っている以上に中身で判断している
物理的現実世界の人だろうと、電子的現実世界の人だろうと、担当や推しになるくらい好きになっているということは、実は見た目だけが好きになっているわけではないんですよね。
だから、中身を変えればいいという話ではなくなる。
企業は中身の替えが効くという安易な理由でバーチャル界に進出してはいけないということを私は強くいいたいです。
バーチャルアイドルまとめ
- 物理的現実世界と電子的現実世界がある
- バーチャルアイドル=アニメキャラクターではない
- 将来的には実物と見間違えるくらいの3Dの肉体も期待できる
- 最終的にジャニーズJr.全員のデビューのためにバーチャルアイドルを計画している
- バーチャルアイドルは様々なコストを抑えることができる
- バーチャル=課金の対象ではない
- バーチャルアイドルは声だけじゃない
- バーチャルアイドルは、歌も踊りもトークも武器になる
- 長い目でジャニーズを見たときに、グループの数もジャニーズ発展のポイントになる
- VRライブとジャニーズの相性は抜群
- バーチャルアイドルも結局は中身
タッキー社長は、自分が見てきた世界をジャニーズJr.の子たちにも見せてあげたいと言っています。
何事もそうですが、新しいことをするのには批判はつきものですし、結果を出すのにも時間がかかります。
私はジャニーズのバーチャルアイドル化を長い目で見て、応援していきたいと思います。